茂山童司、同志社大学で講演
先日、茂山童司が母校・同志社大学で講演をさせていただきました。
会場は、十代の頃せっせと通ったという京田辺の新しい校舎の大教室。
2005年に創設された「文化情報学部」で学ぶ約200名の学生の皆さんに、
「ひとことで言いますと、狂言は昔のコントです」と前置きし、
伝統を受け継ぐ狂言師であり、同時に新作狂言を書く作家という立場から、
「なぜ3〜400年前の喜劇が、現代でも笑えるのか?」という問いを通し、
日本の伝統的な喜劇である狂言の“笑いの本質”について、
代表劇な古典狂言、毎年末に開催する自主企画「HANAGATA」の新作、
そして現代のコントの映像も交え、90分間お話しをさせていただきました。
講演の最後には、学生の皆さんに
「先生を笑わせる1分間のコントを書く」というハードな課題が…。
どのような力作が集まるのか、楽しみです。
貴重な機会を与えてくださった同志社大学の皆さん、ありがとうございました!