26th 11月2012

歌劇『カルメン』開幕

by dojicompany

茂山あきら演出、茂山童司が演出補を務める歌劇『カルメン』

(ジョルジュ・ビゼー作曲、Alkor版 全四幕)が

先週11月21日に金沢の石川県立音楽堂で初日を迎えました。

数あるオペラ作品の中で、最も上演回数が多いといわれる傑作『カルメン』。

今回の茂山あきら演出版では、舞台をスペインからフィリピンに置き換え、

劇中の歌の一部は原語(フランス語)ではなく日本語で歌われるなど、

原典を大胆に翻案したチャレンジングな舞台となりました。

また、コンテンポラリーダンサー、振付家として高い評価を受ける

中村恩恵さんの振付は、ドラマティックな名旋律の数々をシャープな身体表現によって

視覚化し、オーセンティックな演出とはひと味違う『カルメン』を象徴するものでした。

佐藤正浩氏のタクトによるオーケストラ・アンサンブル金沢の熱演、

国内外の主要歌劇場で活躍する第一級のソリスト陣、

そして合唱やダンサー、助演で参加された地元のみなさまに、

満席の会場からはあたたかい拍手が贈られました。

 

金沢での初日の後は福井、新川(富山)、東京、名取(仙台)へ巡演。

今週28日(水)は富山の新川文化ホールで19:00より上演されます。

北陸地方での上演は今回が最後となります。お観逃しなく!

※残席情報等は新川文化ホールにお問合せください。

 

[jamiesocial]

19th 11月2012

歌劇『カルメン』北陸ツアー終了

by dojicompany

金沢からスタートした歌劇『カルメン』北陸ツアーは福井を経て

28日新川で無事終了しました。

来年2月には東京、名取での公演を予定しております。

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ご来場いただいたみなさまに心より御礼申し上げます。

ありがとうございました!

18th 11月2012

映画の秋

by dojicompany

紅葉もいよいよ真っ盛り(落葉に『盛り』はあっているのでしょうか?w)ですが皆さん楽しんでますか?

芸術の秋ももちろん盛況で、各地でビッグな展覧会やら、ビエンナーレやらトリエンナーレやらで、芸好きは大忙しのシーズンですよね。
芝居もKYOTO EXPERIMENT やFESTIVAL TOKYOで国内外の面白い舞台を見る機会が激増!

 

…なんだけど、僕は時間がなくて今年は全然見れてない(泣)

数少ない見れた舞台の中ではブラジルのダンスカンパニーの作品
pororoca (リアロドリゲス)
がとっても面白かったです。

とにかく、明るくセックスセックスセックス!
これでもかっていう性的描写!
なのにいやらしさが微塵もない、見終わった後のすっきり感!

僕ら日本人には決して真似できない世界でしたねえ。
めっちゃ面白かったけど全く作品作りの参考にはなりませんでした(笑)

でも、秋も終わりにさしかかった今、映画が熱い!

のぼうの城もいいし、エヴァも公開されました。

が、

今一番見たいのは

 

 
『ふがいない僕は空を見た』

 

はい。言うまでもなくバリバリの18禁です(笑)
小説を読んですっごく心動かされたのですが、小説が非常に視覚的な文章だったので、
「映像化してもこれうまくいくだろうなー」
と思っていました。

 

大体僕がそう思った小説は映画化されることもなくひっそりと終わっていくのですが…
なんと今回は晴れて映像化!

 

嬉しい!!

 
しかも俳優にあの田畑さんが!

 

 
お引っ越しで逸平様と共演されたあの田畑さんが!

 
若い男の子を連れ込んで無理矢理アニメのコスプレさせてセッ◯スさせちゃうような。過激な役にっ!

 

 
んー、見るしかないですねぇ。

詠美さんや真理子さんが描いた(80年代、90年代の)新しい女性像とは違った、もっとリアルな虚勢のない「欠けた」女性の性の世界観をどう映像化しているのかすごく楽しみです。
また見たらブログでレポートしてみますね。
皆さんも御覧になったら是非感想を聞かせてください。
とりあえず当面は金沢でオペラ「カルメン」にかかりっきりなんで、もうしばらくは見れなさそうですが…

16th 11月2012

茂山童司、同志社大学で講演

by dojicompany

 

先日、茂山童司が母校・同志社大学で講演をさせていただきました。

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会場は、十代の頃せっせと通ったという京田辺の新しい校舎の大教室。

2005年に創設された「文化情報学部」で学ぶ約200名の学生の皆さんに、

「ひとことで言いますと、狂言は昔のコントです」と前置きし、

伝統を受け継ぐ狂言師であり、同時に新作狂言を書く作家という立場から、

「なぜ3〜400年前の喜劇が、現代でも笑えるのか?」という問いを通し、

日本の伝統的な喜劇である狂言の“笑いの本質”について、

代表劇な古典狂言、毎年末に開催する自主企画「HANAGATA」の新作、

そして現代のコントの映像も交え、90分間お話しをさせていただきました。

 

講演の最後には、学生の皆さんに

「先生を笑わせる1分間のコントを書く」というハードな課題が…。

どのような力作が集まるのか、楽しみです。

 

貴重な機会を与えてくださった同志社大学の皆さん、ありがとうございました!

 

10th 11月2012

寒い寒いっ

by dojicompany

すっかり秋になってきましたねー!

昨日ついに今シーズン初ガスファンヒーターさんのお世話になりました。

家が吹き抜けだからなかなか暖まらないのでヒーターの前にちんまりと座ってお茶飲みました。

冬ももうすぐなのでしょうか?

 

 

皆さんの住んでいる街では紅葉はいかがでしょうか?

京都はまだ一息ってところですが、紅葉目当ての観光客はすでに真っ盛り(笑)

こないだも出町柳から京都駅まで車で一時間近くかかって電車乗り遅れましたよう…

 

 

さて、全然関係ない話をひとつ。

最近は少なくなりましたが、たまーに飲食店とかで横柄なお客さんっていますよね。

「客が金払ってんだから言うこと聞けや!」的な御仁。

そこまででなくとも店員さんに過剰に乱暴な物言いするひととか、一度ぐらいは見たことありますよね。

あれってイヤなもんですよねー。せっかく友人と楽しく食事していても周りにそんな人がいるだけで雰囲気ぶちこわしになってしまいますよね。

 

よく「お客様は神様です」って言いますが、ああいう方はこの意味を少し履き違えているのではないかと思ってしまいます。

もちろんお金を払って食事をしているわけだからそれに見合った対価を店は提供するべきだ、って考え方はわかるんですけど、それ以上に店員さんも人間なわけだから、まず他人に対する敬意ってものを示す必要があるんじゃないかと思うんです。お店はお商売だから当然お客様には丁寧に接しますが(そうじゃないお店は同じようにダメだと思います)、お客も自分では作れない様な美味しいものを提供していただいているのですから、それについて感謝の気持ちを持つべきじゃないかと。その上、同じようにお金を払っている他のお客さんの気分を害することにもなるわけですから、これは自分が客だと言ってもなにをしてもいいということにはなりませんよね。

 

客も店員もお互いに敬意を持って、お店で食事(やお買い物)をするということは

お金のやりとりをする経済活動

という前に

自分に代わってお仕事をしてくれていることへの感謝

を持っていたいものです。だれも一人では生きられないもんね。

 

明日もお店を出る時は店員さんのありがとうございましたの挨拶に笑顔で

「ごちそうさま、ありがとうっ」

と笑顔で答えたいものですねっ。

 

 

 

あ、別になんかあったわけじゃないですよ、ふとそんなことを思いついたから書いてみただけです(笑)

何が言いたいかと言うとブログのネタになるようなことが特になかったからとかなんとか…

 

意味はないけど宗彦の写真