ヒャクマンベンvol.1『METAPHOR』公演終了
たいっへんお久しぶりです童司です。
暑い暑いって言ってるうちにもう九月もすぐそこですが皆様お元気でしょうか。
この度はヒャクマンベンvol.1『METAPHOR』無事終了いたしましたことを
心から御礼申し上げます!
いやー、前回ART COMPLEX1928で自主公演してからはや十年以上。ほんとに久々の自分名義の舞台が無事終わってよかったです。ずっと(自分の公演を)やるやるって言って何年もなにもしてなかったから、周りの人からは段々ヤルヤル詐欺かよって相手にされなくなって来てたんで、まずは実現に移せたことが素直に嬉しいです。
それから、東京と京都両日共に完売!満席のお客様でこれも大感謝!
両日とも90人に満たない小さな客席とはいえ、このチケットの売れないご時世に完売したことは少なくない自信になりました!ご来場ホントにありがとうございました!完売で来れなかった方は心からのゴメンナサイ!
そしてそして、僕がずっとずっとずっっっと「出てみたい!」「やるならここ!」と思っていた京都アトリエ劇研と下北沢の本多系列のシアター711で公演できたのも心震える思いです!
同じ舞台人としていつかは小劇場で自分の作品を上演したいとなかば夢みたいに思っていたので、実現できたむちゃくちゃ嬉しいです!会場入りする前は
「伝統芸能〜?キョウゲン〜?なんでそんなやつらがウチでやりおんのや?なめとんのか!?」
みたいな反応を受けるかとめちゃビクビクしてたんですが、劇場の関係者さんたちもものすんごく親切で、あれ僕らこんな歓待受けていいのかしら?と恐縮しきりでした。
さて、そんなヒャクマンベンvol.1『METAPHOR』ですが、もう公演も終わったのでちょっとだけどんな感じだったかをお見せしようかなっ。
今回の公演は計五本のコントから出来ておりまして、それぞれのタイトルが
ペット
METAPHOR
あそこがドレッドの人
虫
ビッグブラス・デイ
でした。それぞれが一応独立した作品で一人〜三人の登場人物で構成されている、ホントにいわゆる「コント」と言われるジャンルの舞台です。
あえて説明するまでもなく、タイトルと写真を見て頂けるとなんとなく内容はご想像いただけるでしょうか。アンケートやご意見を聞いていると最初の『ペット』か『虫』が面白かったというのが多かったですね。『ペット』の正邦さんが可愛かった!とか『虫』の逸平ちゃんがカッコ良かったですっ!とか。…あれ僕は?
あとは最後の『ビッグブラス・デイ』はもっと長編にして一本の芝居でやったらどうだ、と有り難くも恐ろしいご意見も頂戴しました。そんな長い作品僕が書けるかいな…。アイデア売るのでどなたか劇作家さま代わりにお願いしまーす!
また一応タイトル通りどの作品にもMETAPHOR(暗喩)をちりばめているんですが、それぞれが何を表したかったのかについてはあえて書きません。御覧になった方のご想像にお任せしますねっ。あなたが思っているそれで合ってますよ!
そんなこんなで茂山童司夏の陣も終わりを迎えようとしているのですが、早くも9月からは秋の陣の開始!
まずはパルテノン多摩でのごまのはえ氏作、ウォーリー木下氏演出のお芝居(現代劇!)
PLAY on the waterシリーズ「フール・オン・ザ・ヒル」
2013年09月27日 (金) ~2013年09月28日 (土)
に出演して、その翌日(笑)に京都茂山狂言会ではむちゃくちゃ久々の上演となる不聞座頭をやります!
それが終わると10月にはKyoto Experimentで木ノ下歌舞伎の公演にゲスト出演!
木ノ下歌舞伎ミュージアム”SAMBASO”〜バババッとわかる三番叟
ずっとまえからなにか一緒にやりたいと思っていた京都演劇界一の古典マニア木ノ下くんの公演に初出演!わーい!
そんな感じで秋もいっぱい楽しい舞台が待っております!それが終わると年末恒例のアノ公演とか、来年の新作狂言の会マリコウジの台本とか、フルに活動していくのでこれからも皆様よろしくです!
…この秋こそここももう少し頻繁に更新しまーす^^;
童司