3月5日(日)東京公演 セルリアンタワー能楽堂
3月12日(日)京都公演 大江能楽堂
作・演出 茂山童司の新作”純”狂言集「マリコウジ」とは?
室町時代から現代まで途切れることなく続いてきた喜劇「狂言」には、180曲を超える作品が今に受け継がれています。それらの作品はほとんどが作者不明で、いつ誰がどのようにして書いたものか解っていません。名もなき狂言役者や町衆が作った作品が何百年も演じられ、芸能として洗練されてきたのが今我々に遺された狂言です。そんな狂言の系譜を未来へ向けて、より一層発展・継承して行くため、伝統的な狂言の形式を使った全く新しい作品を生み出すための会が『マリコウジ』です。
今回は6つある狂言のジャンルの中から「集狂言(あつめきょうげん)」をテーマにして、多彩な登場人物が登場する新作2作と古典1作を上演します。50年後、100年後に狂言が力強く生き続け、人々にいつまでも楽しまれる芸能でいるために。古いけれど新しい、そんな舞台をお見せしたいと思います。
場所・日時 | <東京公演> 3月5日(日)13:30開場 14:00開演 セルリアンタワー能楽堂 渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル地下2階<京都公演> 3月12日(日)13:30開場 14:00開演 大江能楽堂 京都市中京区押小路通柳馬場東入橘町646 |
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出演者 | 茂山あきら 茂山千五郎 茂山茂 茂山宗彦 茂山逸平 丸石やすし
茂山千之丞 ほか |
演目 | ■新作狂言「瓜貝争い」
昔は様々な行商人が都の大路を、声を張り上げながら、売り歩いたものです。田舎から都へ瓜を商うために出てきた男と、貝を売りに来た男が出会い、どちらが売り物の司(つかさ)であるか争うことになりました。果たしてどちらが勝つのでしょうか
■新作狂言「三竦み」 狂言には時々偉そうな威張ったキャラクターというのが登場します。風刺的な狂言の性質上、ほとんどの場合そういった人物は最後に懲らしめられるというオチで終わります。しかし、世の中いつもそんなに都合よく行くものではありません。時には出てくる人出てくる人みーんな横柄で偉そうだということも…。
■「胸突」(東京公演) ■「長光」(京都公演) |
チケット | チケット発売
2023年1月30日(月)10:00〜
【Web】お申し込みページ(24時間受付)
【電話】075-751-9046(平日10:00〜18:00)
全席指定 4,500円 |
主催・制作・ お問い合わせ | 童司カンパニー 075-751-9046(平日10:00〜18:00) |
※車椅子でご来場のお客様は予約の際に童司カンパニーまでご連絡をお願い致します。
<お願い>
新型コロナウィルス感染防止のため、お客様には来館時の検温、手指消毒、マスク着用をお願いしております。体温が37.5度を超える場合はご入場いただけません。また体調に不安を感じる方、咳症状のある方、2週間以内に感染者との濃厚接触が確認される方はご来場をお控えくださいますようお願い申し上げます。
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