暦の上では立春を過ぎたにも関わらず一段と冷えこんだ2月上旬、
茂山童司が母校である京都インターナショナルスクールで授業を行いました。
集まったのは、現在「笑い」についてのプロジェクト型授業を行っている
総勢20名近くの「後輩」たち(小学校3〜4年生)。
まずは狂言という芸能のなりたちや歴史を英語でレクチャー。
「狂言の歴史は600年以上」と話すと「Wow! 」とダイレクトに反応が返ってくるのは
さすがインターナショナルスクール。
それから靴を脱いで、狂言の動きを実際に体験するワークショップを行いました。
「笑う」「泣く」「かまえ」「すり足」などの基本的な動作を
それぞれに丁寧な解説をまじえて練習すると、
さっそく子どもたちはその後の休憩時間の遊びに取り入れるなど、
「狂言」が学校でちょっとしたブームになりそうな予感も。
笑ったり泣いたりといった日常的な動作が誇張されて演じられるという
狂言ならではの表現の面白さをそれぞれが体験できたようです。
休憩時間の後は、子どもたちからの「笑い」についての質問に
答えるコーナー。
「人を笑わせるのは簡単なことなの?」
「何に対して笑うかは、国によって違うの?それはなぜ?」といった問いかけに
ひとつひとつ英語で答えて、およそ1時間の「課外授業」は無事終了。
京都インターナショナルスクールの皆さん、お世話になりました!